2018年10月19日

人生の法則



10月号
人生の法則


「致知」創刊40周年を迎えて・・・

10年で得たそれは、人間の花は10年後に咲くということである。人間の花はすぐには咲かない。5年、6年でも咲かない。こんなに努力しているのに、と中途で投げ出す人がいるが、それでは永遠に花は咲かない。10年の歳月が教えてくれた法則である。

20年で得たのは、人生は投じたものしか返ってこない、ということである。人生に何を投じたか。人生に投じたものが自分に返ってくる。人前では健気に努力している振りをしているが、人目がないところでは手を抜く。それも人生に投じたものである。そういう姿勢はその時はさほど意識されないが、数年、あるいは数十年後に必ず自分に返ってくる。恐るべきことである。

30年で得た気づきは、人生は何をキャッチするか、キャッチするものの中身が人生を決める、ということである。同じ話を聞いても同じ体験をしても、キャッチするものの中身は千差万別である。つまり人生は受け手の姿勢が常に問われる、ということである。そして、キャッチするものの質と量は、その人の真剣度に比例する。

40年のいま抱いている思いは、道は無窮ということだ。道に限りはない。人生これでいいということはない。


道元の言葉に・・・
「学道の人、もし悟りを得るも、今は至極と思うて行道をやむことなかれ。道は無窮なり。悟りてもなお行道すべし」


道を学ぶ人は、悟りを得てもこれでいいと思って修業をやめてはいけない。悟っても修業を続けなければならないということである。



釈迦の言葉に・・・
「上求菩提 下化衆生」である。

どこまでも自分という人間を向上させていくこと。それが「上求菩提」である。
「下化衆生」とはその自分をもって人のために尽くしていくこと。



人は何のために生きるのか・・・
何のために働くのか・・・
何のために学ぶのか・・・


そのすべての問いに対する答えをこの言葉は包含している。good  


Posted by すまいるガーデン  at 09:03Comments(0)致知の学び