2018年06月30日

エネルギーの源



6月号

エネルギーの源

結婚式の披露宴で感動を呼ぶシーンに、「親への手紙」を読む場面があります。実際に、自身の結婚式で「お父さん、お母さん、ありがとう」といった手紙を朗読した人もいるでしょう。ガーン
結婚式のような節目はともかく、日頃は近い存在であるがゆえに、両親への感謝を言葉で伝えたり、行動に表わしたりする機会はそう多くないものです。
私たちは誰しも、沢山の恩を受けながら生きています。その中でも最も大きな恩は、命の元である親の恩です。直接感謝を伝える機会は少なくても、心の中で親とのつながりを深めていくと、生きるエネルギーが湧いてきます。
それはあたかも、電気に似ています。様々な家電製品も、目に見えないところで発電所とつながっているからこそ、暗いときには室内を明るくしてくれ、寒い時には部屋を温めてくれます。
「自分の命は親を通して与えられた」というつながりに意識を向けて、大きなエネルギーを感じながら、仕事に取り組んでいきましょう。チョキ


今日の心がけ


命のつながりに目を向けましょう
  


Posted by すまいるガーデン  at 08:41Comments(0)朝礼

2018年06月08日

父と子



6月号 
父と子

東京家庭教育研究所の創設者:小林 謙策氏(故人)の文

父は中学校の校長をしていた。
自分は負けず嫌いだったから、娘に対しても小さい時から「偉くなれ」と言って育ててきた。大きくなると、さらにその上に、「人よりも偉くなれ」と育てた。
小学校から高校まで、娘は順調に伸びていった。だが、東京の大学に進むとそうはいかなくなった。いくら努力しても自分より優れた人は数多いる。
娘は絶望し、電車に投身自殺をした。オドロキ
「両親の期待にそうことができなくなりました。人生を逃避することは卑怯ですが、いまの私にはこれより他に道はありません」
残された手紙にはそうあり、続けてこう書かれていた。
「お母さん本当にお世話様でした。いま私はお母さんに一目会いたい。会ってお母さんの胸に飛びつきたい。お母さんさようなら」
これを読んだ母は狂わんばかりに娘の名を呼び号泣した。

小林氏は・・・
「子供は這えば立ちたくなり、立てば歩きたくなり、歩けば飛びたくなる。これが子供の自然な姿。子供は無限の可能性を持って伸びようとしている。それなのに私は愚かにも、「人より偉くなれ」と言い続けてきた。
「自分の最善を尽くしなさい」とだけで、娘は十分に伸びることができたはず。私は娘の死によって、家庭教育の重要性を痛感しました」


以後、小林さんは家庭教育の探求と普及に生涯を捧げ、平成元年に亡くなられた。


父と子・・・何気なく言ってしまう言葉の向こうには受け止める人間の心にどう響いているか。
本当に思い知らされた内容でした。小林氏の捧げられた行動を無にしないようにしていきましょう。  


Posted by すまいるガーデン  at 14:28Comments(0)致知の学び

2018年05月23日

いずれ菖蒲か杜若



5月号
いずれ菖蒲か杜若

5月は花菖蒲が身頃の時期です。菖蒲園に足を運んだり、家に飾ったりして、目や心を癒している人もいるのではないでしょうか。
古くは歌川広重の浮世絵にも登場し、昔から日本人に愛されてきた花です。しかし、知られていないことが以外に多くあります。
花菖蒲はアヤメ科の多年草です。同じアヤメ科の「菖蒲」(あやめ)と呼称されていることが多い一方で、「菖蒲」(しょうぶ)と呼ばれることもあります。
漢字で書くと同じ字ですが、実は菖蒲湯に入れる菖蒲は、サトイモ科に属しているまったく別の植物です。
また、どちらも優れて甲乙つけがたく、選択に迷うことの例えとして使われる「いずれ菖蒲か杜若」という諺の杜若は、菖蒲に良く似ています。
日頃、何となく使われている言葉でも、知らなかったり、勘違いしているものがあるのではないでしょうか。
疑問に思ったことはうやむやにせず、図鑑やインターネットなどで調べることで、新たな世界が広がるかもしれません。キョロキョロ


今日の心がけ


疑問を思ったことは調べてみましょう

  


Posted by すまいるガーデン  at 09:01Comments(0)朝礼

2018年05月22日

利他に生きる



6月号

利他に生きる

「人」という文字は、人は人によって支えられている存在であることを示している。
事実、この世に一人で生きている人は一人もいない。換言すれば、人は皆、利他の心によって生かされているのである。利他の心は人間が生きていく上での必須条件といえる。
孔子は仁(思いやりの心)を説き、釈迦は慈悲を説き、キリストは愛を説いた。
ともすれば利己に染まりがちな心を是正すべく、人間存在の本質は利他にあることをその一語で端的に示したのだろう。

二宮尊徳は「二宮翁夜話」の中でこう言っている。

「人間の体の組み立てを見なさい。人の手はわが方に向いてわが為に便利にできているが、向こうに向けて推してやることもできるようになっている。鳥獣の手はこれに反して自分の方に掻くことしかできないようにできている。だから、人たる者は他の為に推し譲るという道があるのだ。それを自分の為に取ることばかりに努力をして、他の為に譲ることを忘れてしまった者は、人にして人にあらず、禽獣と同じである。恥ずかしいことではないか。ただ恥ずかしいだけではなくて、天理にはんすることであるから、ついには滅亡するだろう」

  


Posted by すまいるガーデン  at 08:54Comments(0)致知の学び

2018年04月24日

記憶にない父の姿



4月号

記憶にない父の姿

二代目社長のNさんは、ある研修会で「親を大切にせぬような子は、何一つ満足にできない」という話を聞いて大きなショックを受けました。オドロキ
Nさんは、創業者である父をどうしても受け入れられずにいました。仕事一筋の父とは思い出の一つもなく、感謝することさえできなかったのです。
社長を承継後、経営が思わしくなく、今、こうして経営に支障が起きているのは、親を大切にしていないからだろうかと父の墓参に赴いたのです。
墓前で、会社の状況を報告していると、父が幼い自分を肩車している姿が脳裏に浮かびました。しかし、そのような記憶はありません。後日、姉に聞いたところ、「お父さんはあなたとよく遊んでくれていたよ」との言葉に「父は自分のことを大切にしてくれていたのだ」と涙があふれ、父に対して感謝の気持ちを持てるようになったといいます。
その後、経営も徐々に上向きになり、「もし研修で、あのような話を聞かなかったら、今の会社も、今の自分もないのではないか」と述懐するNさんです。


今日の心がけ


両親に思いを寄せましょう
  


Posted by すまいるガーデン  at 08:55Comments(0)朝礼