2017年07月11日

師と弟子



7月号
師と弟子


リオ五輪三ヶ月前の怪我

父親であり監督の義行氏は、常に4年先を見てやることを指導してきたと言います。私の選手時代は失敗の連続で、力は合ったんだけれども、オリンピックの年は怪我をしたりサイクルが悪く、結局4回トライしたうち1回しかでれなかった。
娘には同じ鉄は踏ませないとやってきていたが、直前に腰痛が悪化し、万全とは言えない状態での戦いになりました。
試合当日、3回の試技のうち2回連続失敗してしまいもうこれでダメかなと不安がよぎりました。その時父から「大丈夫、大丈夫」過去の2回はもう頭の中から切り捨てろ。次がファストトライだと思ってやれ」「絶対取れるから言ってこい」と言われたそうです。
やるべきことはやってきたので、もう思い切ってやろう、1%でもある可能性を信じてとにかく頑張ろうって言う気持ちで最後の試合に臨んだのです。あの時の会場の声援も凄くて会場が取らせてくれた感じでした。


バーベルに「ありがとう」
父は私が彼女を16年間教えてきて、3回目を挙げた後にバーベルに抱擁した瞬間が、一番忘れられません。
宏美さんは、あの時はバーベルに対して、挙げさせてくれてありがとうって言う感謝の気持ちでした。この4年間にバーベルを作っている職人さんにお会いしたことも大きかったです。本当に小さな工場で4~5名の方が、機械ではなくて一本一本手間隙欠けて作ってくださっている。そういう姿を見た時に、もっと物を大切にしなきゃいけないと思い、練習の終わった後に掃除や道具の手入れは以前からしていましたがより一層気持ちを込めてやるようになりました。

やっぱり道具を大切に扱わない選手は伸びていかないですよ。たとえ調子が悪くても、どんな時でも、常に感謝を忘れないことが大事です。

宏美さんは読書家と聞きましたが特に影響を受けた本はありますか?


色々ある中で、サッカー日本代表主将の長谷部誠さんの「心を整える」という本です。これは2011年に読んだんですが、冒頭に「部屋の乱れは心の乱れ」と書いてあって、その時、私の部屋は凄く汚かったんです。これは心の状態を表しているなと反省して、部屋の掃除を徹底するところから始めていきました。拍手
  


Posted by すまいるガーデン  at 10:38Comments(0)致知の学び

2017年06月17日

優しさの詰まった点字ブロック



6月号
優しさの詰まった点字ブロック


交差点の歩道や駅のホームで「点字ブロック」をよく見かけます。
その歴史を辿ると、今からちょうど五十年前、岡山県立盲学校近くの歩道に敷設されたことが始まりだそうです。発案者は、岡山県で旅館業を営んでいた三宅精一氏です。道路を横断する途中で、車にひかれそうになった視覚障害者の姿を見て思い立ち、試行錯誤を重ねて、点字ブロックを作り出しました。
当初は行政から相手にされず、私財を投じて、百枚単位で寄贈する形で普及させていきました。現在では国内に留まらず、世界中で点字ブロックが使われています。目の不自由な人達にとって、なくてはならない物になっています。good
日頃身の回りにある物は、それぞれ発案者の暑い思いがあって生まれています。たとえ自分には必要がなくても、その物を必要としている人が必ずいます。

もしも今日、点字ブロックを通る際には、その成り立ちと、使う人のことを考えてみましょう。ニコニコ


今日の心がけ


物の背景に関心を持ちましょう



点字ブロックについて
http://nichimou.org/impaired-vision/barrier-free/induction-block/


  


Posted by すまいるガーデン  at 09:53Comments(0)朝礼

2017年06月15日

寧静致遠



6月号

寧静致遠ねいせいちえん

遥か遠くにある目的地も、誠実で地道な努力の積み重ねにより到達できるという先人の教えであるキョロキョロ

安岡 正篤氏の言葉に・・・

「粗忽・がさつは最も人格の低劣を表す。高邁な人格はいかに剛健・活発にみえても、その人のどこかに必ずしっとりした落ち着きや静けさを湛えているものだ」


松原 泰道氏の言葉に・・・


「よき人生は日々の丹精にある」

その時、その時、今目の前にあることに精一杯打ち込むことだけを心がけて頑張ることですか・・・good  


Posted by すまいるガーデン  at 09:14Comments(0)致知の学び

2017年05月23日

三猿の教え



5月号
三猿の教え

「見ざる・聞かざる・言わざる」の三猿で有名な日光東照宮。その前後に、人間の一生を象徴した、合計八場面の猿の彫刻があることをご存知でしょうか。
①手をかざして遠くを見ている母猿(子供の幸せな未来を願う)
②見ざる・聞かざる・言わざる(幼少期は悪いものを見たり、聞いたり、話したりせず、素直なまま育ってほしいという親の思い)
③座っている猿(独り立ち直前の様子)
④上を見上げている青年期の猿(青雲の志を抱く)
⑤下を覗き込む猿と背中に手を当てる猿(困難に直面するが、周囲の励ましで乗り越えていく)
⑥もの思いにふける様子の猿(恋愛の悩みを通して成長する)
⑦中睦まじい二匹の猿(夫婦で荒波を乗り越えていく)
⑧お腹の大きい猿(小猿もやがて自分が親となり、やっと親の苦労がわかる)


http://washimo-web.jp/Report/Sanzaru/sanzaru.htm

これらの彫刻は、人間の生き方を示す手本でもあり、子を思う親の愛情の深さを教えてくれています。職場人として、家庭人として、親の思いに応えることができるよう、今を精一杯生きていきましょう。good

今日の心がけ

親の思いを知りましょう


昨年日光東照宮に行ってきたのですが、この話を知らず何も考えずに見てしまったので残念でした。ガーン


  


Posted by すまいるガーデン  at 15:31Comments(0)朝礼

2017年05月06日

その時どう動く



5月号
その時どう動く

書家の相田みつを氏はしばしば、この言葉を書にしている。人生には様々な「その時」がある。キョロキョロ

加齢からくる「その時」は男女の別なく訪れる。誰にも例外なく訪れる「その時は、である。
その時を迎えてどう動くか。人間、永遠のテーマであろう。

テレビのトーク番組に、歌手の加山雄三さんが出ていて今年80歳と思えぬ若々しさに見えたそうですが、父親の上原謙さんが事業に失敗、その後始末で大変な苦労をされた時期があったそうです。
「ああいうとき、普通は目や背中に憔悴感が出るものだが、加山さんは全然変わらなかったですね。どうしてですか」
加山さんはこう答えました。
「おばあちゃんのおかげです。おばあちゃんはぼくが子供の頃から何かあると、おまえは今試されているんだ、と言っていました。また、荷物が重いのではない、自分の力が足りないのだ、とも言われました。この二つの言葉がぼくを支えてくれたのだと思います」

人生には三つのさかがある、とよく言われます。
上り坂・下り坂・そして、まさか・・・・
オドロキ

死を経験した人の言葉に・・・

「どこに投げ出されても、だるまは転がっていく。そして、踏み止まったところですっくり立ち上がる。その重心が重く、低いところにあるからである。人もそうである。どんなところに投げ出されてもよい。行き詰まる。止まったところで直ぐ立ち上がれる人にならねばならない。そのためには心の徳を積み上げていかねばならない。力に満ちた、低い、豊かな魂の人にならねばならない」

この覚悟で生きる人はあらゆるまさかを超えていく人であろう。good

「その時」は突然くるのではない。今がその時、その時が今・・・・
この自覚をもって日々をつとめきる。そして、「その時どう動く」の解があるようである。


相田みつを氏の作品「道」・・・

長い人生にはなあ
どんなに避けようとしても
どうしても通らなければならぬ道
というものがあるんだな

そんなときはその道を
だまって歩くことだな
愚痴や弱音を吐かないでな

黙って歩くんだよ
ただ黙って
涙なんか見せちゃダメだぜ

そしてその時なんだよ
人間としてのいのちの
根がふかくなるのは




人間は長いか短いかは誰にもわからないが、人生という道を授けられている。
楽しいこと、悲しいこと、苦しいこと
何で、どうして俺だけが・・・
この「道」の詩を読んで思うのは、その時をどう考え、どう受け止めるかなんですね。
加山さんのおばあちゃんの言葉に、今お前は試されているんだとありましたが、そういう場面があったとして
もそう考えられる人間になりたいです。
  


Posted by すまいるガーデン  at 10:07Comments(0)致知の学び